人材育成・職場環境・部下とのコミニケーションのとり方がわからないと悩んでいる方は必見です!
私は人材育成と人事採用に関わってきたからこそわかります!
部下とのコミニケーションで悩んでいる方の少しでもお役に立てば嬉しいです。
- 部下の考えていることがわからない
- 職場環境がギスギスしていて業務が捗らない
- 人材育成がうまくできないと悩んでいる方
こんな上司は、部下から信頼なんか勝ち取れないぞ!
・仕事さえきちんとやってくれればいい
・仕事は学校ではない
正直に部下に対し、本音ではそんな思いを抱いてしまってはいませんか?
違う人間である以上、相手の気持ちを100%理解するのは確かに難しいことです。
しかし、実際には「部下の気持ちがわからない」上司が嫌になり、職場を去ってしまうも部下も少なくありません。
もちろん部下は、常に自分を理解してほしいと思っているわけではありません。
ただ、必要な時に話をきちんと聞き、理解しようとする上司の姿勢が感じられないと、「部下の気持ちがわからない上司」として距離を置かれてしまうのです。
距離を置かれてしまえば、報連相の頻度が減ってしまい、また職場の雰囲気にも悪くなり、業務に支障がでる可能性は大いになります。
あなたは、そんな「部下の気持ちがわからない上司」になってしまっていませんか?
次の3つの項目をチェックしてみましょう。
- 部下に対する印象はずっと同じままだ
- 忙しくて部下と話す時間はあまりない
- 部下との面談は上司が伝えるべきことを伝える場だと思っている
では、一つずつ順に説明しています。
部下に対する印象はずっと同じままだ
自分の部下に対する印象が決まっていませんか?
新入社員の時のイメージのままで相手を見ていませんか?
「この人はこういう人」とある程度把握しておくことは、マネジメントする上で大切なことです。
これがいい印象であれば全く問題ないのですが、マイナスの印象で部下を決めつけてしまうと、部下が話をするときもその先入観で話を聞いてしまい、部下の気持ちや考えをきちんと理解できなくなってしまいます。
先入観から部下イメージを勝手に決めつけている上司は多いのは事実だと思います。
「この人は、仕事ができない。」
「この人は、仕事を覚えるのが遅い。」
「この人は、要領が悪い。」
部下に対する印象(=先入観)は決めつけすぎず、「自分が思っているよりも、いいところがあるかもしれない」くらいに余裕を残しておきましょう。
悪いところばかりが見えてしまう時は、複数の方の客観的な意見を聞き自分に見えていない『いいところ』を見つけるように努力する必要があると思います。
忙しくて部下と話す時間はあまりない
自分の仕事が忙しくて、部下と業務連絡以外の話をする時間があまりない。
業務連絡もメールが中心で顔合わせて話す時間がない。
そんな人間関係になっていませんか?
役職が上がれば上がるほど、仕事量は増えると思います。
部下との人間関係がうまくいっていない上司の特徴
部下との人間関係がうまくいっていない上司の特徴として、職場環境などはあまり気にしておらず、業績を重視する方が多いです。
ただ、部下の離職率が高い傾向があります。
なので、仕事は基本的に部下に任せず自分で全て行い、キャパオーバーになって自滅する方もいますよね。
部下との人間関係がうまくいっている上司の特徴
部下との人間関係がうまくいっている上司の特徴として、仕事4割・職場環境6割のイメージで仕事をしているからです。
それはなぜか?
いい上司は人を育てるのが上手だからです。
- 部下とのコミュニケーションは毎日必ずとる。
- 毎朝顔見て挨拶をする
- 悩んでいたろ声をかける
- 部下のモチベーションにすぐ気がつく
- 職場以外でも接点がある(食事・レクレーションなどを自発的に行う)
*注意点:無理やり連れていくの逆効果なので要注意です。
*部下から誘われるようになれば良い関係性と言えるでしょう。
部下との人間関係が良好なら、職場の雰囲気もよくなり業務も捗ります。また報連相も瞬時に行うことができ、リスク回避ができる分です。
上司だからこそ部下とのコミュニケーションは大切に尚且つ慎重に行いましょう。
今までしてきていない上司が、いきなりコミュニケーションをとりにきたらビックリしてしまいますので、少しずつ改善して行きましょう。
部下との面談は上司が伝えるべきことを伝える場だと思っている
ほとんどの職場で、目標設定や人事評価のフィードバックなど、年に数回は部下と面談する機会があると思います。
その場で、部下がリラックスして話ができるように、と配慮したことはありますか。
「マネジメント上、伝えなければならないこと」に集中するあまり、部下の気持ちや考えを無視してしまっていませんか?
このような面談の場で、部下が話しやすいような配慮の必要性は今まであまり感じたことがないかもしれません。
しかし、いつもは忙しいからこそ、面談の時間に部下が自分の考えをしっかりと話せれば、普段のコミュニケーション不足を補うことができます。
実際に、上司が部下との面談で「笑顔で話しかける」「雑談を交える」など、「部下が話しやすい雰囲気」を心がけたことが離職率改善の要因となった現場をいくつも見てきました。
当時、私が管理する部署でも、毎月必ず1回は上司と部下の個人面談を行っていましたよ。
普段言えないことや部下が考えているまたは悩んでいることを把握するのも上司の大切な役割です。
時には部下に厳しいことを伝えなければならない場面もあるでしょう。
それでも、部下自身がその状況に対してどんな気持ちなのかをきちんと話せて、最後は前向きに面談が終われるように、少しだけでも配慮してみてください。
「気持ちをわかってくれる上司」とは話しかけやすさと話しやすさ
つまり、「部下の気持ちがわからない上司」とは、
- 自分の先入観で部下を決めつけている(=部下の本当の気持ちや考えを理解しようとしない)
- 忙しすぎて話しかけるタイミングがない
- 忙しすぎて部下のことを見ておらず、部下と話が必要なタイミングを掴めていない
- 自分の考えや意見が話しにくい
- 仕事は全て自分でした方が早いと思っている
上司のことです。
これを言い返せば、「部下の気持ちをわかってくれる上司」は、
- 部下を自分の先入観で決めつけない
- 忙しくても部下が話しかけやすい雰囲気を作っておく
- 部下をきちんと見て、部下の変化に気づく
- 話しやすい雰囲気を作るよう配慮できる
- 部下の意見を尊重してくれる
ということになります。
「気持ちがわかる」と聞くと、センチメンタルに聞こえるかもしれませんが、上司が自分のことをわかってくれていると思えれば、部下は安心してモチベーション高く仕事に取り組めます。
結果、業務が円滑に進むようになります。
上司と部下が何かあればすぐに相談できる関係になれば、業務もよりスムーズになるでしょう。
何より、職場の人間関係のストレスが減るので、退職防止にもなりますし、次の管理者育成にもなります。
「部下の気持ちがわかる」には、このように大きな効果があります。
今からでもそんな上司を目指してみませんか?
この記事を読んでいる『あなた』なら必ずできるはずです!
だってこの記事を読んでいるということは、部下を思っているからこそ読んでいるのではないでしょうか?そこに気づければ大いなる一歩です!
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